今日は、YouTube 動画の音声遅延を修正できるようにする Google Chrome 拡張機能 ＆ Firefox アドオン「YouTube AV Sync」を紹介しようと思います。
「YouTube AV Sync」は、YouTube 動画の音ズレ（遅延）を補正できるようにするブラウザ拡張機能です。
音声を映像よりも指定した秒数だけ先行して再生することにより、映像と音声のズレを修正できるようにしてくれます。
（音声を映像よりも遅延して再生する… ということはできません）
音声を早める時間はミリ秒（1/1000 秒）単位で指定することができ、最大で 5 秒間音声を先行させることが可能となっています。
お気に入りの動画で音声の遅延が生じている時、特に、YouTube 動画を他のデバイスでストリーム再生したりする時に役立つかもしれません。
尚、2020年05月10日時点では、埋め込みプレイヤーに対しては動作しないようです。
ダウンロード（Chrome 拡張機能）
ダウンロード（Firefox アドオン）
YouTube AV Sync の使い方
- 「YouTube AV Sync」をインストールします。
- YouTube を開き、音ズレの補正を行う動画を開きます。
- Chrome を使用している時は、ツールバー上のアイコンを右クリック →「オプション」を選択します。
ツールバー上のアイコンを右クリック →「オプション」を選択する
Firefox を使用している時は、ツールバー上のアイコンを右クリック →「拡張機能を管理」を選択します。ツールバー上のアイコンを右クリック →「拡張機能を管理」を選択する
Waterfox Classic を使用している時は、アドオンマネージャーを開き、「YouTube AV Sync」の右側にある「設定」ボタンをクリックします。Waterfox Classic を使用している時は、アドオンマネージャーを開き、「YouTube AV Sync」の右側にある「設定」ボタンをクリックする
- オプション画面が表示されます。
オプション画面
ここで、画面中央にあるスライダーをドラッグし、音声を先行させる時間を指定します。
（単位はミリ秒 ＝ 1/1000 秒）画面中央にあるスライダーをドラッグし、音声を先行させる時間を指定する
Firefox を使用している場合は、設定画面の上部にある「オプション」を選択してから設定を行います。
Firefox を使用している場合は、設定画面の上部にある「オプション」を選択してから設定を行う
画面中央にあるスライダーをドラッグし、音声を先行させる時間を指定する
- 映像＆音声の同期が、リアルタイムに変更されます。
現在再生している動画の映像＆音声の同期が、リアルタイムに変更される
これを聞きながら、再度音声の先行時間を調整します。画面中央にあるスライダーをドラッグし、音声を先行させる時間を指定する
尚、スライダー内のハンドル（丸いやつ）をクリック → 方向キーの ↑ ↓ キーを押すことにより、音声の先行時間を微調整することもできたりします。
- その他、ツールバーボタンをクリックすることにより、機能の ON / OFF を切り替えることも可能となっています。
（機能が無効になっている時は、ボタンがグレーになる）ツールバーボタンをクリックすることにより、機能の ON / OFF を切り替えることもできる
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