今日は、GIMP で使うことができるブラシ / ツールプリセット / 動的特性 の詰め合わせ「The Gimp BrushBox」と「The Gimp TextureBox」を紹介しようと思います。
「The Gimp BrushBox」「The Gimp TextureBox」は、GIMP 用のリソースを一つにまとめたツールセットです。
GIMP で使うことができる
- ブラシ
- ツールプリセット
- 動的特性
- グラデーション(「Rocket Fire」一種類のみ)
を一つにパックしたリソースセットで、GIMP 上で使用できる各種リソースを大幅に増やすことができます。
「The Gimp BrushBox」には 162 種類のブラシ、70 種類の動的特性、251 種類のツールプリセット、1 種類のグラデーション がパックされており、「The Gimp TextureBox」には、162 種類のブラシ、10 種類の動的特性、18 種類のツールプリセット がパックされています。
どちらも同じ作者によるもので、「The Gimp BrushBox」と「The Gimp TextureBox」のブラシには重複するものもありますが、「The Gimp TextureBox」にパックされているブラシは(ブラシパラメータの)「間隔」が 50 に設定されているため、“ 描く ” というよりは名前の通り “ テクスチャ塗りする ” 用途に向いています。
以前紹介した「GPS (gimp paint studio) 」と同じく、必要なアイテムのみを追加することができ、また要らなくなればいつでも削除することが可能となっています。
(もちろん、「GPS (gimp paint studio)」と併用することもできます)
普段、GIMP を使用している人におすすめです。
ダウンロード(The Gimp BrushBox)
ダウンロード(The Gimp TextureBox)
製作者 : GrindGod
- The Gimp BrushBox & The Gimp TextureBox をインストールする
- The Gimp BrushBox & The Gimp TextureBox で追加したアイテムを使う
- The Gimp BrushBox & The Gimp TextureBox をアンインストールする
The Gimp BrushBox & The Gimp TextureBox をインストールする
- 解凍 して出てきた
- 「brushes」 - ブラシ
- 「dynamics」 - 動的特性
- 「gradients」 - グラデーション
- 「tool-presets」 - ツールプリセット
フォルダのうち、必要なものを
内にコピーします。
ポータブル版の GIMP を使用している場合は、各種フォルダを
内にコピーします。
The Gimp BrushBox & The Gimp TextureBox で追加したアイテムを使う
- 次回 GIMP 起動時から、追加された
- ブラシ
- ツールプリセット
- 動的特性
- グラデーション
を利用できるようになっています。
ちなみに、各ダイアログの上部にある「タグで検索」欄の右端にある V をクリックすることで、ダイアログ内に表示するアイテムをフィルタリングすることもできたりします。
ハイライトされた項目名を再度クリックすると、フィルタリングを解除することができます。
- 尚、ドック 内に「ツールプリセット」「描画の動的特性」タブが表示されていない場合、画面左下、もしくは右上 / 右下 のドックの右上にある をクリックし、「タブの追加」から「ツールプリセット」や「描画の動的特性」を選択しておいてください。
(ツールプリセットや動的特性を使いたい場合のみ)
The Gimp BrushBox & The Gimp TextureBox をアンインストールする
- GIMP が起動中である場合は、終了させておきます。
- 追加したアイテムを一括して削除する… ということはできないので、不要なアイテムがある場合、リソースフォルダを開いてアイテム(「BB – 〇〇」フォルダなど)を個別に削除していきます。
もちろん、「BB – 〇〇」フォルダを開き、中身のファイルを個別に削除しても OK です。
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